2013年9月15日日曜日

Lesson49について

☆翻訳者より☆

レッスン39は、さっと文章を読んでみて、自我という私たちの幻想が、早速、「自分に神のささやきなんて聞けるわけないよ」なんて、私たちが神聖性に向かおうとすることを邪魔しようとするかもしれません。

自我からすれば、私たちが自我の潜在的な怖れに基づいた否定的なおしゃべりを聞かなくなってしまって、神の声・聖霊の声を聞くようになってしまったら居場所がなくなってしまいます。

これまでずっと、自我を私たち自身だと錯覚させ、思い込ませて乗っ取ってきたのに、私たちが自我は私たち自身の本当の姿ではないと見破られたら、困ってしまいます。

あの手この手で、自我のおしゃべりをして、練習をやめさせたり、諦めさせたりしようとするはずです。

でも、その自我のおしゃべりを見抜き、そこを突き抜けて神の声を聞こうとする練習です。

聞こえても聞こえなくても、自我のおしゃべりを自分ではない、自分の真の思いではないと見抜こうとし続けることが大切です。

練習の時以外でも、ご飯を食べるようとするとき(作ろうとするときや選ぼうとするとき)、コンビニやスーパーに行く時、「ねぇ、今の自分に必要なものは何?」って聖霊に聞き続けながら行動してみます。

すると、いつもの自分だったらこうする、これを選ぶっていうのとは、ちょっと違うものを選びたくなったり、あるいは、いつものポテトチップスやチョコレートがなぜか「今は必要ないかな」と自然に思えたりします。

こんな些細なところから始めたら、ちゃんと聞けます。

どうか、「自分にはできない」「自分はできるわけない」「そんなことありえない」という自我のおしゃべりを突き抜けてみようとしてみてください。