2013年9月9日月曜日

求めつづけること

師の言葉より・・・。

“奇跡のコース”は完全に目覚めるための唯一の道ではありませんが、現代人が日常生活を送りながらも無理なくできる仕組みである点においては優れていると言えるでしょう。

レッスンは毎日あり、よく意味もわからないし、これまで割いてこなかったことに時間を使わなければならず、大変だと思うかもしれません。

しかし、たとえば、昔の日本では、悟りを開くために修行をし、修行のためには他のものはすべて放棄していました。

それを考えると、日常生活を送りながら、あるいは、(幻想の世界ではありますが)家族やお金や好きなものや仕事などを捨て去らなくても目覚めることができるというのは、随分楽だと捉えることができるのではないでしょうか。

“奇跡のコース”にはとてつもない真理が含まれています。

幻想の世界においても、何かを究めたいと思ったときには、四六時中、何をしているときも、眠っている間も、その一点だけをがむしゃらに考えつづけるはずです。

あなたが本当に完全に目覚めたいと願うのであれば、今見ている現実と違う世界を観たいと望むのであれば、理解できなくても、いつもいつも『何をおいても観たい』と発しつづけてみてください。

そこには何の能力も必要ないのです。

“奇跡のコース”という確実な指針はあなたの目の前にあるので、あとは手を伸ばして求めつづけるだけなのです。