2013年9月12日木曜日

瞑想 ~光のボール~

ここで紹介する瞑想法は、一人で瞑想する時のイメージの助けになるものです。
決してやり方に間違いや、正しい方法というのはありません。

気楽に、遊びのつもりでやってみてください。

1.「瞑想(グラウンディング)」で紹介したグラウンディングをして、その後にこの瞑想をします。
  自分で(このくらいでいいかな?)と思ったら2に進みます。

2.胸の真ん中に小さな光の点があるところを想像し、それをよ~く観察します。
  小さな小さな針の先ほどの光の点です。
  あまりいろんなことを考えず、ただ、見つめます。
  白い光かもしれないし、色が着いているかもしれない。それが日によっても違うかもしれない。      
  あまり深く考えずにただ、観察。

3.光が少し大きくなってみかんぐらいの大きさになります。
  よ~く観察。
  雑念が湧いても、かまいません。
  あっ、違うこと考えてた、と気付いたら光に意識を戻し続けます。

4.また少し大きくなってメロンぐらい。観察、観察。

5.どんどん大きくなり続けて胸いっぱいの光のボール。
  どんな感じがしますか?
  暖かい?ひやりと冷たい?
  何色でしょう?明るい光ですか?
  ただ、観察。
  どう見えていても判断したり、そこに意味をつけようとしたりしません。


この辺りで一度、自分の状態をチェック。

もし、瞑想があまり良い気分でなかったり、どうしても雑念ばかりが強くてほとんどずっと他のことを考えているばかりであれば、グラウンディングのラインを思い出してしばらくいろいろ落とした後、この瞑想に戻るか、思い切ってその日は瞑想をお休みしてしまいます。

また、いつでも出来ます。
進む場合は・・・



6.続けて光のボールを大きくしていきます。体から少しはみ出て来ました。


7.まだ大きくなります。上半身をすっぽり包む大きさ。


8.まだ大きく。全身をすっぽり包む大きさ。。。


9.そのまま、好きなだけ大きくして、自分が一番心地良いと感じる大きさの光のボールを作りま  
  す。
  自分の体はその真ん中に浮かんでいる感じです。



ここまでの復習。

最初に胸の真ん中に光の「・」があって、それがだんだん大きくなっただけです。


10.あなたはいま、光のボールの真ん中に浮かんでいるんですよ!!
   横を見ても、前を見ても、上も、下も、斜め後ろも、斜め前も、下斜め左も、どこもかしこも光が  
   見えているはずです。
   ぐるううううううっと光。
   それを観察します。
   暗くなっているところがあればしばらくそちらを見て光を当ててあげます。
   そこが明るくなったら、他のところが暗くなっていないか、何度もぐるぐる観察します。


そしてあとはゆったり、温泉にでも浸かるような感じでこの光のボールの中でくつろぎます。休みます。


11.十分くつろいだら、今度は反対にボールをゆっくり小さくしていきます。
   優しく、優しく。ゆっくりゆっくり。
   そして胸の真ん中の小さな点になったら。。。

12.その点をそこに収めたまま、ゆっくり頭を低くして、体を感じ、目を開けて瞑想から出ます。
   このとき、いきなり目をあけるとクラクラするかもしれません。
   頭を低くしたら、手を動かしたり、首を動かしたり、ゆっくりと伸びをして、体の感覚がしっかり  
   戻ってからそっと目を開けることをお勧めします。



 瞑想中、何かイメージが浮かんで来る場合があります。
そんな時、「これは何?」と思って考えてしまうと、自分の頭で勝手に答えを出してしまいます。
何かわからなくてもいいので、「ただ、見つめる」練習をしていると、そのうちはっきりとその意味が解るようになって来ます。
これがリーディングの基礎でもあります。
これには特殊な才能などは必要なくて、練習次第で誰でも出来るようになります。

グラウンディング同様、仰向けに寝た状態でも出来ます。
寝るときにグラウンディングをして、この光のボールを作ってその中で寝ても、気持ちいいです。

ゆっくり光を大きくしていくのは数あるやり方のひとつなので、光の点が「ばあっ」と一気に大きくなるところを想像した方がやりやすい方はそれでもかまいません。
じっくりやりたいときは、10分くらいかけて光のボールを大きくして、その中でさらにかなりの時間ゆっくりしてもよいでしょう。