2013年9月5日木曜日

Lesson 12について

☆翻訳者より☆

レッスン12は、文章を読んでも、一体何を言ってるのかが全くわからないと感じられるかもしれません。

いきなり、「私の心の動揺は、私が意味のない世界を見ているからです。」というのが、今日の新しい見方だと言われても・・・・とちょっとまた心理的に受け入れ難い抵抗がきたかもしれません。

私たちは、「世界がこうであってほしい」と望み、それを見る世界に対してその望みを無意識で投影してしまっています。

一方、この「世界がこうあって欲しい」いう欲求が満たされないゆえに「どうせ世界なんて・・・」という絶望や諦めやストレスも同時に生まれます。

それが、レッスンにある「この世界に対して"良い世界"は"悪い世界"を暗示し、"満足のいく世界"は"満足できない世界"を暗示することに気づいてください。」という文章に示されています。

例えば・・・

「世界とは、最後は正直さが全て 」は同時に以下を含んでいます。
・世界なんて、正直者が馬鹿を見る

「世界とは、何があっても誠実さを大切にするべきところ 」は同時に以下を含んでいます。
・世界なんて、要領よくずるく立ち回る奴が得する

「世界とは、結局公平にできている 」は同時に以下を含んでいます。
・世界なんて、不公平ばっか

「世界とは、真実を求める場所 」は同時に以下を含んでいます。
・世界なんて、結局、表と裏がある

「世界には、ワクワクが溢れてる 」は同時に以下を含んでいます。
・世界なんて、嫌なことだらけ

「世界とは、いつも私に幸運を与えてくれる 」は同時に以下を含んでいます。
・世界なんて、なぜか損をする不運な人もいる

「世界とは、愛がすべて 」は同時に以下を含んでいます。
・世界なんて、結局、金と力がモノを言う

「世界は、捨てたもんではない」 は同時に以下を含んでいます。
・世界なんて残酷(神も仏もあるもんな)

「世界とは楽しんだもん勝ち 」は同時に以下を含んでいます。
・世界とは苦労して人生修業するところ

「世界とは、きっといつか自分らしさを見つけれる場所 」は同時に以下を含んでいます。
・世界なんて、ろくでもない

(どちらに立つにせよ、なぜ、世界の3分の1以上の人々が未だに餓死や貧困、紛争や戦争などで毎秒毎秒死んでいかなければならないこと、一方で、先進国には24時間食べた物を食べるためにコンビニがあり、売れなかった膨大な食料が捨てられ続ける理由をうまくは説明できません)

世界に対しての私たちの認識・・・それは、生まれ落ちた時から体験したこと、親との関係性、親の人生を見て知らず知らず身につけたもの、学校や社会で味わった体験、マスコミや本などの影響などから、私たちが、「それが世界だ」とイメージを持ち、フ゜ラスであれ、マイナスであれ、何らかの意味付けを与えたもの。

もちろん、先祖たちや沢山の憶えていない前世などから引き継いでいる無意識のハ゜ターンなども、私たちの「世界」のイメージに影響を与えています。

つまり、実体があるように思えて、実は無数のイメージから自分が知らず知らずこれが「世界」だと定義したにすき゛ないもの・・・すなわち実体のあるものでなく、無意識まで含んだイメージの固まりかもしれません。

「意味のない世界」とは、世界が本当に意味がないと言ってる訳でなく、「実体のあるものでなく、無意識まで含んだイメージの固まり」として私たちがそれぞれに持っている「世界」というイメージは、実体はないから意味がないと言っています

その私たちが持つ「無意識まで含んだイメージの固まり」=「世界(人生)に対する認識」が、目の前に起こることに『投影』され、私たちの心の動揺(落ち込み、怒り、不安、など)を作り出します。

「真実のところ、意味のないものはこれなのです。」とは、私たちのこの無意識まで含んだイメージの集積を、一旦、「意味のないもの」として、クリアにしてみるための練習です。

レッスン内に「この新しい見方の重要性は、それが世界を歪めて知覚しているのを修正するということにあります。」とありますが、私たちが「無意識まで含んだイメージの集積」として認識している世界を持ち続けている限り、「あなたの魂本来が持つスピリチュアル的視野でクリアに観る世界を観ることができないから、それをクリアにしようね」という意味です。

今日のレッスンのやり方は以下の通りです。

周りを見回しながら、自分自身に対して、以下のように言う。
   ↓
「私は世界に対して、恐ろしい、危険、敵意に満ちた、悲しい、邪悪な、狂った、というようなイメージを持っています。」

これはあくまでも例であって、自分が世界に対するイメージを心に浮かぶままに言います。(良いイメージも悪いイメージも同じように扱うのがホ゜イント)
   ↓
一回毎の練習の終わりに「しかし、私の心の動揺は、私が意味のない世界を見ているからです。」と言う。

今日のレッスンは、1日3回か4回、練習時間は1分以内、また、この練習をしていてストレスを感じたなら練習をやめていいと言われています。

今日のレッスンも無茶苦茶深いゆえに、なかなか理解しにくいです。

私はこのレッスン内容が難しいけどあまりに深いと思い、レッスン内容を10回くらい繰り返し繰り返しその意味を少しでもわかりたいと反芻しました。

今日のレッスンだけで一冊の本が書けてしまうくらいだと思います

しつこいようですが、後々につながる無茶苦茶パワフルなレッスンです。

できたら、何回もレッスンの本文を読み返し、今日、あなたにこのレッスンが与えられた神の真意を受け取っていただけたらと思います。

また、自分が世界に対して持っているイメージを「世界とは、   である」と次々紙や携帯のメモなどに書き出してみると、あらためて「自分ってこんなイメージを世界に持ってるんだ」と驚くかもしれません。

今日のレッスンも、神とあなたと天のオーダーメイドレッスンとなりますように・・・