2013年9月7日土曜日

Lesson21について

☆翻訳者より☆

レッスン21から数日のレッスンは、怒涛のように内面を深く見つめていくレッスンです。

今日はまだウォーミングアップ的なものにすぎません。

これまでのレッスンとも、少しだけ様子が変わり、これから2・3日のレッスンは、自分の中のまさしく感情や観念を徹底的に見るレッスンです。

具体的には今日は『怒り』についてです。

そして、自我の判断から「誰々のこれこれについてこれは怒って当然だ」という怒りの奥にある『攻撃性の正当化』という強固な観念を解体するためのレッスンです。

今日のレッスンは怒りそのものより、怒りの奥にある『攻撃性の正当化』という私たちの自我の奥底にある強固な観念をひっくり返すレッスンです。

会社で、職場で、家庭で、夫婦関係や親子関係で、私たちの自我は「自分が怒る理由」の正当性をいつも探しているかもしれません。

つまり、自我から見て、その自我が「こうであるべき」と思っている自我のルールと違うものに遭遇した時、攻撃性を持つのは正当であるという『観念』を当然だと思って生きているかもしれません。
“私は物事を違った目で見ることを決意しています”とたとえレッスンの数分でも受け入れるいうのは、実は強固な怒ることの正当性という自我の観念を一瞬でも手放さなければなりません。

シンプルな言葉とは裏腹に、自我の奥の方がグラグラ揺さぶられるように感じる場合もあるかもしれません。

実は無茶苦茶深いレッスンです。

もうすでにレッスンやめたいなぁと思っている方もいるかもしれません。

あるいはこの2・3日でレッスンを通して、自我を見るのがツラいと感じるかもしれません。
今日はまだ入り口です。

それは、知らず知らず目をそむけていたある一面、あるいは見ることさえしてこなかったある一面を見ていくというチャンスでもあるかもしれません。

明日以降のレッスン22〜レッスン26までは、フロイトから始まり最新のNLPなど、これまで人間が作ったどんな心理学のテキストがただのチリ程度になってしまうほど、深い深い内容を含んでいると思います。

レッスン26まではやめたかったり、レッスンから遠ざかりたかったり、レッスンをやるのに重い腰をあげる気になれないと感じても、そこをどうか立ち向かっていただけたらと思います。