2013年9月7日土曜日

Lesson17について

☆翻訳者からのメッセージ☆

私たちは、目の前の出来事や人との関係において、「私は正しい(あなたは間違っている)」というジャッジメントをしょっちゅうやっています。

それを口に出すか、波風立てないために口にはしないでいるか・・・いずれにせよ、

ある人は、会社や会社のやり方に対して
ある人は、社長や上司や同僚に対して
ある人は、ご主人(あるいは奥さん)や恋人に対して
ある人は、友達に対して
ある人は、親や子どもに対して
ある人は、この世界や社会に対して

「私は正しい(あなたは間違っている)」と思う時、ひょっとしたら、客観的に見て、中立的に見て、自分の思いや主張は「間違っていない」と思っているかもしれません。

今日のレッスンは、それを真っ向から・・・ひっくり返すレッスンです。

「私は中立的に見ているのではない」という前提に立ち、その見方を受け入れるというレッスンです。

なので、自我はひょっとしたら、“私には中立的なものは何も見えません”という新しい見方に対して、ちょっとイラってきたり、不満に思ったり、抵抗したくなる気持ちが沸いてくるかもしれません。

けれど、あくまでもこれは見方のレッスンです。

なので、淡々とレッスンしてみていただけたらと思います。

明日からの10日間くらいのレッスンは、ちょっとレベルが上がっていきます。

なので、今日のレッスンをしっかりやっておいた方がいいかもしれません。

また、時間ある時に、これまでのレッスンをひとつひとつ振り返ってみてみると、レッスンはひとつの線でつながっていることがわかるかもしれません。

レッスン30くらいまでは「私は(分かってると思ってたけど)何も知らない」「私は(見てると思ってたけど)何も見てはいなかった」ということを、まずは受け入れていくレッスンです。

もちろん、レッスン31以降で、「本当に観る」ためのレッスンに入っていきます。

そのためにも、「何も分かっていない」かもしれない、という前提に立つ心の余白がどうしても必要になります。

どうか今日のレッスンも、自分の中に光を受け入れていくためのひとつのフ゜ロセスとなりますように・・・。